パッチ適用後のプラグイン更新について

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この記事では、新しいフィックスパックをインストールした後にプラグインをアップデートするためのいくつかの可能な解決策について説明します。 具体的には、プラグインのライブラリのパッチがポータルと同時に適用されないことが、お客様から確認されています。 また、特定のファイルを変更するカスタマイズされたプラグインが、パッチツールのインストールコマンドと衝突することがあることが、お客様から確認されています。

コマンドを実行 patching-tool list-collisions. このコマンドは、インストールされたパッチファイルとプラグインのバージョンとの間のすべての差分（衝突）を一覧表示します。 現在はhookとextのみ対応しており、テーマの衝突は検知されません。

Patching Tool 2.0.9では、 patching-tool list-collisions 、フラグメントバンドル内のJSPファイルの衝突のみをリストアップします。 残念ながら、この機能によりバグが発生し、後にPatching Tool 2.0.11で修正されました。 解決方法については、 Patching Tool 2.0.11 の記事をご参照ください。

解像度

修正パックの適用後にプラグインをアップデートする場合、いくつかの解決策が考えられます。

1. コマンド： patching-tool.bat|sh install を実行してフィックスパックとホットフィックスをインストールした後、コマンド： patching-tool.bat|sh update-pluginsを実行します。
2. また、Patch Toolでは、プラグインの自動更新が可能なため、管理者は update-plugins コマンドを常時実行する必要がない。 default.properties （自動検出が適用される場合）に、プロパティ auto.update.plugins=true を追加します。
   
   注意：Liferay DXPの起動時には、コンソールにこのようなメッセージが表示されます：
   
   

   Deploy time dependency JARs will be updated on the DXP startup.

   
   詳しくは、「 追加情報」 の項をご覧ください。
3. Patching Toolを使用したくない管理者は、ホットデプロイ機能または war ファイルをインストールして、いつでもプラグインを再デプロイすることができます。

追加情報

プラグインのアップデートや、 自動検出 機能の使用については、以下のドキュメントを参照してください：

CONFIGURATION
    In case "auto-discovery" is not applicable in your environment or you would
    like to use different configurations, you can add a configuration manually.

    Note: [O] indicates an optional property

    Create a text file with ".properties" extension in the Patching Tool's
    directory and add the following properties:

    patching.mode:       "binary" or "source" mode can be used
    war.path:            The path to the Liferay war file (original or unpacked
                         depending on your app. server's deploying methodolgy)
    global.lib.path:     The path to the application server's global lib
                         directory (where portal-kernel.jar [portal-service.jar
                         in Liferay 6] lives)
 [O]auto.update.plugins: Set to true to execute "update-plugins" command with
                         "install" automatically
 [O]plugins.path:        Specify the location where the plugins are located that
                         will be used during the automatic plugin detection
 [O]patches.folder:      Specify the location where you'll copy your patches.
                         By default, this is ./patches.
    source.path:         Specify the location of your Liferay source tree.
                         This property is only valid if your patching.mode is
                         source.
    liferay.home:        Specify the location where by default the data, osgi,
                         and tools folders reside.