リソースが足りない:DXP 7.0に共通するパフォーマンス上の問題点

この記事は、Liferay DXP 7.0のInsufficient Resourcesに関連する一般的なパフォーマンスの問題を文書化したものです。 この問題についての必要な情報とナビゲート方法については以下をお読みください。

解決

システムリソースが不足している

Liferayのプラットフォームだけでなく、他のアプリケーションも稼働しているため、サーバーはマルチタスクになることがよくあります。 例えば、データベースが同じマシンやウェブサーバーにある場合もあります。 その他、サーバーがElasticsearchなど他のアプリケーションをホストしている場合もあります。

システムリソースが不十分な状況では、アプリケーションが遅くなります。これは、アプリケーションが実際に遅いためではなく、基盤となるサーバーから必要なすべてのリソースを取得できないために発生します。つまり、プロセッサ、ハード ドライブ、またはネットワークが個々の要求に引き続き対応できるようになるまで待機する必要があります。

1 つの指標は、サーバーの CPU 使用率が高いが、スレッド ダンプや pidstatにアクティビティの兆候がない場合です。

実時間 >SYS + USR TIME

Liferayプラットフォームがリソースを待っていることを示す他の指標の1つは、「実」時間が usrsys の合計よりも高いことを確認した場合です。

以下に例を示します。

[Times: user=0.20 sys=0.01, real=1.2 secs]

通常、実時間は、実時間で経過時間を計測し、usrsys は CPU 時間を測定するため、use と sys の合計よりも短くなります。4 つのプロセスで 1 秒を費やすプロセスがある場合、実時間は 1 秒のままであるのに対し、usr 時間は 4 秒になる可能性があります。この種の情報は、ガベージ コレクター ログまたは pidstat から確認できます。

解決

システム管理者は、サーバーのパフォーマンス、特に他のどのプロセスが実行されているか、それらがどのくらいのリソースを消費しているかを調査する必要があります。最後に、他のアプリケーションを別のサーバーに移動できるかどうかを検討します。

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