Liferay JSFポートレットのアップグレード

Liferay JSFポートレットは簡単にアップグレードでき、ほとんど必要を変更としません。 それらはLiferay DXPのJava APIとJavaScriptコードをカプセル化するLiferay Facesプロジェクトと、インターフェースで接続します。 このため、JSFポートレットをLiferay DXP 7.1にアップグレードするには、依存関係のアップデートのみが必要となります。

Liferay DXP 7.1用のJSFポートレットの依存関係を見つける方法は2つあります。

  • ホームページhttp://liferayfaces.org/では、Liferay DXPバージョン、JSFバージョン、およびコンポーネントスイートごとに依存関係(GradleまたはMaven)を調べることができます。
  • 記事Liferay Faces Version Schemeのテーブルでは、Liferay DXPバージョン、JSFバージョン、ポートレットバージョン、およびAlloyUIとMetalコンポーネントスイートバージョンごとに、アーティファクトをリストしています。

このチュートリアルでは、サンプルJSF Applicantポートレットをアップグレードすることにより、いかに簡単にLiferay Portal 6.2 JSFポートレット(JSF 2.2)をLiferay DXP 7.1へアップグレードできるかがわかるようになっています。 このポートレットは、ユーザーが送信できるジョブアプリケーションを提供しています。

図1:JSF Applicantポートレットは、ユーザーが送信するジョブアプリケーションを提供します。

参考として、事前アップグレードされたポートレットコードポートレットコードのアップグレードをダウンロードできます。 このサンプルプロジェクトではMavenを使用します。

Liferay JSFポートレットをアップグレードするには、次の手順に従います。

  1. Liferay JSFポートレットのビルドファイル(例: pom.xml, build.gradle)を、依存関係が設定されている場所へ開きます。

  2. サイトhttp://liferayfaces.org/に移動し、ポートレットをアップグレードする環境を選択して依存関係リストを生成します。

    図2:Liferay Facesのサイトには、多くの環境に適した依存関係を生成するオプションがあります。

  3. 生成された依存関係をポートレットの依存関係と比較し、必要なアップデートを行います。 サンプルJSF Applicantポートレットの場合、Mojarra依存関係と2つのLiferay Faces依存関係をアップデートする必要があります。 org.glassfish javax.faces 2.2.13 runtime com.liferay.faces com.liferay.faces.bridge.ext 3.0.0 com.liferay.faces com.liferay.faces.bridge.impl 4.0.0

    Update the dependencies according to the http://liferayfaces.org/ dependency list. For example,

    <dependency>
        <groupId>org.glassfish</groupId>
        <artifactId>javax.faces</artifactId>
        <version>2.2.18</version>
        <scope>runtime</scope>
    </dependency>
    <dependency>
        <groupId>com.liferay.faces</groupId>
        <artifactId>com.liferay.faces.bridge.ext</artifactId>
        <version>5.0.3</version>
    </dependency>
    <dependency>
        <groupId>com.liferay.faces</groupId>
        <artifactId>com.liferay.faces.bridge.impl</artifactId>
        <version>4.1.2</version>
    </dependency>
    

これで完了です。\ Liferay JSFポートレットがアップグレードされ、Liferay DXP 7.1\にデプロイ可能となりました。

Liferay JSFポートレットは、Portal 6.xにデプロイするのと同じ方法でLiferay DXP 7.1にデプロイします。プラグインWARファイルが[Liferay_Home]/ deployフォルダに到着すると、Liferay DXPのプラグイン互換レイヤーがWARをWebアプリケーションバンドル(WAB)に変換し、Liferay DXPのOSGiランタイムへのWABとしてポートレットをインストールします。

アップグレードされたポートレットをデプロイすると、サーバーは次のポートレット状態を示すメッセージを出力します。

  • WAR processing
  • WAB startup
  • Availability to users

Liferay JSFポートレットをデプロイすると、次のようなメッセージが生成されます。

13:41:43,690 INFO ... [com.liferay.portal.kernel.deploy.auto.AutoDeployScanner][AutoDeployDir:252] Processing com.liferay.faces.demo.jsf.applicant.portlet-1.0.war
...
13:42:03,522 INFO  [fileinstall-C:/liferay-ce-portal-7.1-ga1/osgi/war][BundleStartStopLogger:35] STARTED com.liferay.faces.demo.jsf.applicant.portlet-1.0_4.1.0 [503]
...
13:42:05,169 INFO  [fileinstall-C:/liferay-ce-portal-7.1-ga1/osgi/war][PortletHotDeployListener:293] 1 portlet for com.liferay.faces.demo.jsf.applicant.portlet-1.0 is available for use

ポートレットのデプロイが完了すると、Liferay DXPで利用可能になります。

図3:Liferay DXP 7.1\用のJSF Applicantポートレットが正常にアップデートされました。

Liferay JSFポートレットをアップグレードおよびデプロイする方法を学習しました。 依存関係を解決し、通常通りポートレットをデプロイしました。 これらは簡単に行えます。

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