このチュートリアルでは、Blade CLIを使用してLiferayサーバーを管理する方法を説明します。 たとえば、Blade CLIを使用すると、Liferayサーバーのインストール、起動、停止、検査、および変更ができます。
自分でBlade CLIコマンドをテストする前に、Liferay Workspaceに入っていること、ワークスペースにバンドルがインストールされて、設定ができていることを確認してください。 Liferay WorkspaceへのLiferayサーバーのインストールの詳細については、Creating a Liferay Workspace with Liferay Dev Studio DXPのセクションを参照してください。このサブセクションでは、以下のBlade CLIコマンドについて説明します。
server
sh
サーバーと対話する際に、まず必要となるのがサーバーのオン/オフの切り替えです。server
サブコマンドを使用すると、これを実行することができます。Liferayサーバー(TomcatまたはWildfly/JBoss)をオンにするには、以下を実行します。
blade server start
これにより、サーバーがバックグラウンドで起動します。-t
フラグを追加することにより、ログの監視ができます。フォアグラウンドでサーバーを起動する場合は、blade server run
を実行します。さらに、デバッグモードでサーバーを起動する場合は、-d
フラグを追加します。
デバッグモードをカスタマイズするには、-p
タグを追加してカスタムリモートデバッグポート(デフォルトはTomcatで8000
、Wildflyで8787
)を設定するか、ブール値の-s
タグを追加するか、またはその両方を行って、デバッガーが接続されるまでの間、起動済みのサーバーを一時停止するかどうかを設定します。
サーバーを起動したら、Felix Gogoシェルを使用してサーバーへのアクセスを提供するsh
コマンドを使用することで、サーバーのOSGiコンテナを調べることができます。
たとえば、前のセクションからアプリケーションを正常にデプロイしたかどうかを確認するには、以下を実行できます。
blade sh lb
出力には、サーバーのOSGiコンテナでアクティブ/インストールされているモジュールの長いリストが表示されます。
blade sh
を使用して、どんなGogoコマンドも実行することができます。このコマンドでは、開発者モードを有効にする必要があります。開発者モードは、 デフォルトではLiferay Workspaceで有効になっています。このツールの詳細については 、Using the Felix Gogo Shellのセクションを参照してください。
サーバーの電源を切るには、以下を実行します。
blade server stop
Blade CLIを使用してLiferay DXPと対話する方法は、これで以上です。