フィックスパック及びホットフィックスのデプロイには、最新版のパッチングツールをダウンロードしてください。
詳細
- サーバを停止する
PATCHING_TOOL_HOME\patches\
ディレクトリにファイルをダウンロードPATCHING_TOOL_HOME
コマンド画面からpatching-tool install
または./patching-tool.sh install
を実行-
patching-tool info
または./patching-tool info
を実行。インストールされたパッチを確認。この時、インストールされたパッチの横に [ I ] が表示されていることを確認。 - サーバーを起動
ホットフィックスがインストールされない場合や、本ドキュメントに記載のないエラーが表示された場合は、 Help Centerチケットを発行して、エラー状況が起きているパッチ情報をチケットに添付してください。
例えば、 Tomcatでは $CATALINA_HOME/work
、 $CATALINA_HOME/temp
ディレクトリを消去する必要があります。パッチがインストールされた後に、これらのフォルダを消去しておく必要があるのは、前回のパッチをインストールした時の一時ファイルやキャッシュが使用されていないことを確かめるためです。アプリケーションサーバ内にある一時フォルダを消去することで、クリーンな状態で新しいパッチがインストールされたLiferayを起動できるようにします。
インストール時、ROOT/WEB-INF
フォルダにpatching-backup-deps.zip
、patching-backup.zip
というファイルが作成され保存されますので、これらは消去しないようにしてください。
patching-backup.zip
ファイルは、 次回の最新版パッチのインストールを正常に行うのに重要なファイルです。最新版のインストール時には、正常にインストールが行えるように、前回のパッチ情報を一度書き直す必要があります。
パッチングツールは、新しいフィックスパックをインストールする前に、パックの情報を一度書き換えます。パッチングツールはpatching-backup.zip
の内容を検査し、最新版に追加された変更内容に応じてフィックスパックを以前の状態に戻します。patching-backup.zip
ファイルを消去してもパッチングツールが書き出す新しいバンドル情報に影響を及ぼすことはありませんが、次回以降のインストールに不備を及ぼす可能性があるため、ROOT/WEB-INF
フォルダからpatching-backup.zip
ファイルを消去しないようにご注意ください。
追加情報
関連リンク:
- http://www.liferay.com/group/customer/products/patching-tool
- http://www.liferay.com/group/customer/knowledge/fix-pack-tutorials
- https://help.liferay.com/hc/ja/articles/360017896212-Patching-Liferay-DXP-
- https://help.liferay.com/hc/ja/articles/360034782592-Patching-Topics
- https://help.liferay.com/hc/ja/articles/360016684971-Installing-Fix-Packs-and-Hotfixes-on-DXP