Liferay Portal 6.x EEのフィックスパック、ホットフィックスの適用方法

フィックスパック及びホットフィックスのデプロイには、最新版のパッチングツールをダウンロードしてください。

詳細

  1. サーバを停止する
  2. PATCHING_TOOL_HOME\patches\ディレクトリにファイルをダウンロード
  3. PATCHING_TOOL_HOME コマンド画面から patching-tool install  または  ./patching-tool.sh install を実行
  4.  patching-tool info  または  ./patching-tool info を実行。インストールされたパッチを確認。この時、インストールされたパッチの横に [ I ] が表示されていることを確認。
  5. サーバーを起動

ホットフィックスがインストールされない場合や、本ドキュメントに記載のないエラーが表示された場合は、 Help Centerチケットを発行して、エラー状況が起きているパッチ情報をチケットに添付してください。

 

注: インストールしたフィックスに問題が生じた場合は、アプリケーションサーバのキャッシュにフィックスパック又はホットフィックスの前回インストール時のファイルが残っていないことを確認してください。

例えば、 Tomcatでは $CATALINA_HOME/work 、 $CATALINA_HOME/temp ディレクトリを消去する必要があります。パッチがインストールされた後に、これらのフォルダを消去しておく必要があるのは、前回のパッチをインストールした時の一時ファイルやキャッシュが使用されていないことを確かめるためです。アプリケーションサーバ内にある一時フォルダを消去することで、クリーンな状態で新しいパッチがインストールされたLiferayを起動できるようにします。

 

 

インストール時、ROOT/WEB-INFフォルダにpatching-backup-deps.zip 、patching-backup.zipというファイルが作成され保存されますので、これらは消去しないようにしてください。

patching-backup.zipファイルは、 次回の最新版パッチのインストールを正常に行うのに重要なファイルです。最新版のインストール時には、正常にインストールが行えるように、前回のパッチ情報を一度書き直す必要があります。 

パッチングツールは、新しいフィックスパックをインストールする前に、パックの情報を一度書き換えます。パッチングツールはpatching-backup.zipの内容を検査し、最新版に追加された変更内容に応じてフィックスパックを以前の状態に戻します。patching-backup.zipファイルを消去してもパッチングツールが書き出す新しいバンドル情報に影響を及ぼすことはありませんが、次回以降のインストールに不備を及ぼす可能性があるため、ROOT/WEB-INF フォルダからpatching-backup.zip ファイルを消去しないようにご注意ください。

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