権限を定義して登録したので、権限インターフェイスを公開して、ユーザーが権限を設定できるようにする必要があります。
モデルリソースに権限を構成するには、権限インターフェイスをUIに追加する必要があります。次の2つのLiferay UIタグをJSPに追加します。
-
<liferay-security:permissionsURL>
:権限設定の構成ページへのURLを返します。 -
<liferay-ui:icon>
:ユーザーにアイコンを表示します。これらはテーマで定義されており、そのうちの1つ(以下を参照)が権限に使用されます。
ブログアプリケーションは、次のようにこれらのタグを使用します。
<liferay-security:permissionsURL
modelResource="<%= BlogsEntry.class.getName() %>"
modelResourceDescription="<%= BlogsEntryUtil.getDisplayTitle(resourceBundle, entry) %>"
resourceGroupId="<%= String.valueOf(entry.getGroupId()) %>"
resourcePrimKey="<%= String.valueOf(entry.getEntryId()) %>"
var="permissionsEntryURL"
windowState="<%= LiferayWindowState.POP_UP.toString() %>"
/>
<liferay-ui:icon
label="<%= true %>"
message="permissions"
method="get"
url="<%= permissionsEntryURL %>"
useDialog="<%= true %>"
/>
<liferay-security:permissionsURL />
タグに対し、次の属性を指定します。
modelResource
:エンティティクラスの完全修飾クラス名。このクラス名は、Language.properties
で指定されているより読みやすい名前に変換されます。
Language.properties
:上記の例のエンティティクラスは、完全修飾クラス名がcom.liferay.blogs.model.BlogsEntry
のブログエントリクラスです。
modelResourceDescription
:このモデルインスタンスの詳細な説明を入力できます。上記の例では、ブログのタイトルがモデルリソースの説明に使用されています。
resourcePrimKey
:エンティティのプライマリキー。
var
:結果のURL文字列が割り当てられている変数の名前。
変数はその後<liferay-ui:icon>
タグに渡されるため、権限アイコンには適切なURLリンクが含まれます。
redirect
というオプションの属性は、右上の矢印リンクのデフォルトの動作をオーバーライドする場合に使用できます。説明は以上です。これで、ユーザーはモデルリソースの権限設定を構成できます。
DRACのステップ3を完了しました。次のステップは、アプリケーションの適切な領域で権限を確認することです。