Liferayは、以下の3つの異なるチャネルを通じてLiferay DXP 7.1 fixを出荷します:
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フィックスパック
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ホットフィックス
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サービスパック
フィックスパック
コアにパッチを適用する最新の修正は、毎週Liferayのすべての顧客に提供される修正パックに含まれています。フィックスパックには、Liferay DXPに付属されているコアとアプリケーションおよびモジュールに対する修正が含まれています。修正プログラムはデグレードや明らかなバグを対処し、追加の変更を加える必要はありません。各フィックスパックには、前回のサービスパックに含まれていたフィックスパックが全て含まらえています。
上記以外の修正は、サービスパックまたはホットフィックスで修正できます。
ホットフィックス
顧客から緊急事態についてLiferayに連絡があった時にホットフィックスが提供され、(顧客と協力しながら)Liferayのサポートチームが製品に関する問題であるかどうか判断し、迅速に対処します。サポートはバグを修正し、顧客にすぐにホットフィックスを提供します。これは短期の修正方法です。
ホットフィックスは、コア、アプリケーション、およびモジュールにパッチを適用することができます。
サービスパック
10個のフィックスパックにつき1個がサービスパックなので、その頻度は異なります。バージョン番号は常にゼロで終わります(例えば10
, 20
, など)。サービスパックはオリジナルのLiferay DXPリリースの上に構築され、最新のフィックスパック、パッチングツール、およびモジュールとともに再パッケージ化されています。サービスパックはフィックスパックであるため、以前のサービスパックに含まれていた全てのフィックスパックが含まれています。それぞれに最新のパッチとアップデートが含まれています。新しいプロジェクトを開始する場合は、常に最新のサービスパックを使ってください。
サービスパックには、以下の特性を持つ変更が含まれる場合があります:
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より広範なテストを必要とする。
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ドキュメンテーションの更新など、注意を払う必要がある。
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製品を改良する。
既存のLiferay DXPシステムをサービスパックで更新するのではなく、
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フィックスパックを使用してシステムを常に更新しておく(ご自身のデプロイスケジュールに従って)。
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頻繁に最新のMarketplaceアップデートをインストールしておく。
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必要に応じてパッチングツールを更新しておく。
この方法では、スケジュールされたデプロイを許可し、環境全体の再構築を回避しながら、インストールをサービスパックレベルに更新します。
パッチのテスト方法
Liferayは、商品の高品質を保証するためにサービスパック、フィックスパック、およびホットフィックスを広範囲にわたってテストしています。フィックスパックの修正は、自動回帰テストとマニュアルテストの両方を経ます。ホットフィックスも同様の自動テストを受け、報告された問題を修正するサポートエンジニアがそれをテストします。
サービスパックをリリースする前に、Liferayはパッケージ化されたサービスパックのテストスイートを実行します。