Liferayは、一部のLiferay製品について、公式Dockerイメージ 、Liferayソフトウェアのアプリケーションコンテナ動作の認定を目指します。 コンテナ環境でのLiferayソフトウェアの動作に必要なコンテナランタイム、ストレージ、ネットワーク要素は、Liferay Dockerイメージのリリース前にテストされていますが、これらの要素の選択と構成は、お客様の責任となります。
Liferay公式Dockerイメージのサポート範囲は、コンテナオーケストレーションエンジン、コンテナランタイム、コンテナエンジン(例:Docker EngineやKubernetes)などの仮想化およびコンテナ技術とは区別されるものです。 これらの技術のサポート範囲については、 Container and Virtualization Technologies の記事を参照してください。
アプリケーションコンテナの操作については、 Liferay製品の公式ドキュメント に記載されています。 コンテナ環境での Liferay ソフトウェアの操作に必要な要素は、基本的な概念実証のレベルで、私たちの公式 Liferay Docker image documentationに文書化されています。 これらの必要な要素について報告された問題は、これらの基本的な概念実証の例で検証されます。 この構成のバリエーションやより高度な構成を必要とする問題は、お客様の責任で解決してください。
イメージに関する問題が報告されるかもしれませんが、サブスクリプションサービスは、liferay-dockerリポジトリのスクリプトを使用してLiferay Dockerイメージを構築するための支援を提供する必要はありません。 Liferay 以外の者が作成した Docker イメージについては、 Container and Virtualization Technologies の記事を参照してください。 Liferay Workspaceを使用して作成されたDockerイメージについては、Child and Custom Imagesを参照してください。
イメージタグに関する注意 Liferay の docker イメージタグの命名規則の内訳は、 Liferay DXP Docker Image Tagsを参照してください。
子画像とカスタム画像
子イメージは、Liferay公式のDockerイメージを使用して作成することができます。 報告されたすべてのイメージと製品の問題は、報告されたタグまたはフィックスパックレベルの公式のLiferay Dockerイメージを使用して診断されます。
Liferay Workspaceを使用すると、カスタムDockerイメージを作成することが可能です。 Liferay Workspace の公式ドキュメント では、イメージ作成処理の意図する機能を定めています。
製品、子画像、カスタム画像の使用中に問題が発生した場合、報告された問題は Diagnostic Workflowに入ります。 診断ワークフローの目的は、報告された問題を未カスタマイズの環境またはドキュメントに従って変更された環境で再現することです。
Container and Virtualization Technologies サポート対象記事は、Liferay以外の者によって作成または修正されたDockerイメージ、またはLiferay Workspaceを使用せずに修正されたDockerイメージにも適用されます。
フィックス・デリバリー
Liferayは、Liferayソフトウェアに報告された問題を、その製品の通常の修正プログラム配信プロセスを通じて解決することを目指します。 Liferay Docker イメージで報告された問題は、新しい修正パックまたはエントリポイント設定を含む新しいイメージのリリースで解決される場合があります。 Liferayは、お客様のイメージタグやイメージフィックスパックレベルで問題が解決されることを保証するものではありません。 最新のイメージタグまたは最新のフィックスパックレベルで問題が解決される場合があります。
フィックスパック
各フィックスパックバンドル用の画像は、定期的に公開されます。 目標は、修正パックが利用可能になった直後に、対応するドッカーイメージをリリースすることです。 より高いフィックスパックを取得するためには、LiferayのDocker hubリポジトリに記載されている のイメージタグを参照してください。 パッチツールでイメージを最新のフィックスパックに更新することはできません。 Liferay Dockerイメージは、Hotfixおよびセキュリティフィックスのパッチにのみ対応しています。
ホットフィックスとセキュリティフィックス
お客様が最新のフィックスパックを含む新しいイメージを待つことができない場合、またはそのフィックスパックレベルにアップデートすることが不可能な場合、Liferay Dockerイメージは、ホットフィックスおよびセキュリティフィックスのパッチに対応しています。 詳細については、 Liferay Docker Security Policyをご覧ください。